
果物や野菜、植物(花)は初心者にはとても描きやすいと思います。
みかんの実の部分はレモン色で下塗りをします。
何故下塗りするかと言うと色の深みを出したいためです。
この『色の深み』とは何でしょうか。
『〇〇~み』とは。
一般に『青みがかっている』とか『赤みがかっている』と言うのは『色相』の事を言います。
それぞれの色の系統とでも言いましょうか。
例えば『青みがかっている』とか『赤みがかっている』とか・・・この『み』は~
多分、あじの味(み)ではないでしょうか。
単純に『甘い』『辛い』よりも様々な味が組み合わさって深い味が出るように
色も純色(鮮やかな色)だけよりも様々な色を重ねたほうが深い味が出ると思うのです。
特に色鉛筆では色がしっかり混ざりません。
そのため塗り重ねてゆく手法を取るために、尚更、深みを出すために下塗りして色を重ねてゆく訳です。