色鉛筆講座 その2

色の塗り方

一例として人物の肌を塗る場合


下塗り①→陰影①→下塗り②→陰影②
→下塗り①で使ったベース色を全体的に塗る→陰影②をつける。
→ホワイトを入れて馴染ませる。
→黒で陰影を強調して立体感を出し絵を引き締める。(墨出し)



ここで大切な事は筆圧を強くしない。

何段階かで同じ部分を塗る事になるため筆圧が強いと紙に色が乗らない。

最悪の場合、紙が破れたり紙に乗せた色がダマになって汚くなる。

塗り過ぎと言う事になる。

ですから色鉛筆画の基本はハッチング(引っ掻いた様な線)が基本となります。



色鉛筆画の場合、トントンとリズムをつけてハッチングする場合とやさしく撫でるように塗る事が基本となる。


また、筆圧が強いと腱鞘炎などの原因になる。




下塗りの仕方


ベース色だからと言って全体を大まかに塗る訳ではないと言う事を頭に入れてください。

面倒ですがベース色でもなるべく立体感を出すつもりで丁寧に描く。

光りが強い部分は紙の白を利用して影の部分はベース色を濃く塗る感覚。


絵と言うのは時間が掛かっても丁寧な仕事は必ず良い効果が出ます。
それの積み重ねで良い絵が描けるようです。



ベース色をべっとり塗ってしまうと色が乗りづらくなったり弊害が出てしまう。

注意
厚く色を重ねると一見、色の深みが出て良さそうに見えるが実は描き手が計算して表現できているのではなく
ある意味出たとこ勝負の結果で色味をコントロール出来ていない。

やはり描き手が陰影や色味をコントロール出来ていないと良い絵は描けない。
そのためには下塗りの段階から丁寧に優しく塗る必要がある。



DSCN3005.jpg
↑画像は今描いているF50号の作品ですが小学生が行事で使う赤い帯の下塗りしたところです。


次回はこの赤い帯を塗り込む過程を作例として説明して行きます。
Category: 絵画講座