
◎ 消しゴムの使い方
鉛筆で線を重ねてゆくのは紙に色がどんどんプラスされてゆきます。
しかしプラスだけでは陰影が上手く表現できなかったりでマイナスの調整が必要です。
マイナスの調整とは・・・消しゴムの事です。
鉛筆は消せるからイイですね。
ペンタイプの消しゴムで濃い部分を薄くしたり光の当たっている表現をしてゆきます。
このような目的で使う場合、ゴシゴシと消しません。
ペンタイプの消しゴムで優しく撫でて濃い部分を薄くしてゆきます。
消しゴムの先に鉛筆の鉛をつけるだけみたいな・・・そんな感じで薄くしてゆきます。
(マダラにならないように心がける)
鉛筆で薄い線を重ねていたタッチと同じか、もっと優しく撫でる感じで少しずつ色を薄くする感じです。
このようにしてプラスとマイナスを使い分けながら調整して行きます。
けっしてサッピツや綿棒で誤魔化したりぼやかして逃げたりしてはいけません。
中途半端に綿棒を使った後に消しゴムを掛けてマダラになったりします。

こちらは広瀬すずの髪の毛にアタリをつけた状態です。
↑髪の毛はわざと濃く塗って、これから光の当たった表現をしてゆきます。
石原さとみが完成したので次回からは~すずちゃんで陰影の解説、時間があれば髪の毛の描き方をやりたいと思います。