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基本編 その2


いつも思うのですが仕事もそうなんですが、多少不器用でも真面目でコツコツやる人が結局はあとから必ず伸びます。
やはり『努力や鍛錬は嘘をつかない』と思えるのです。
何を隠そう~私は一番の不器用者です(;・∀・)



しつこいようですが『画力は描けば描くほど上がります』これは絶対に動かせない事実です!



鉛筆の握り方

前回も触れましたが鉛筆の握り方で手首や肘を痛めるのを防ぐことができます。
角度を浅くして長めに持つこと。

それとは別で鉛筆を上から掴む持ち方。
人差し指を軸に載せてもイイです。
木炭画などではこの持ち方で描きますね。
陰影をつけたり広い面を塗る場合などこの持ち方だと疲れません。
また肘を中心に円を描くように振ると、かなり広い面を塗る事も出来ます。

さらに線に勢いをつける事が出来ます。

コツは肩で描く?ような感じです。
(F50以上の大きなサイズの場合とても有効です)



ストローク

前回も触れましたが人間には描きやすい腕の振り(ストローク)があります。
利き腕の肘を中心に円を体方向に振る動きが楽です。

他には~右利きの場合は左上から右下に斜めに『切り下げる』動きはつけペン(Gペンや丸ペン)の基本です。

小さい範囲では肘を中心に円を体側へ描く線の引き方がとても描きやすいのですが
大きい範囲では・・・
肘を固定して動かさずに肩を中心にして線を引く。
これは慣れが必要です。
これが出来るようになれば、大きな作品(たとえ100号でも)でも鉛筆画や色鉛筆画でも怖くありません。
sakuratosyozyo7.jpg
↑この絵の髪の毛の光が当たる部分などは肩を中心に肘で円を描くように線を引いたものです。


筆圧調整と勢いが大切です。

このように描きやすい方向があるので手の位置や体の位置を変えて横着せずに描くと良いです。




しばらく描かなくなると・・・

残念なことに画力は徐々に落ちます(:_;)
なのでなるべく毎日、絵に接している方が良いかもしれません。
Category: 絵画講座