
第17回 日美絵画展 優秀賞 桜と少女 F30号
桜吹雪の中の少女を描きました。
毎年、我が家の前の通りで咲く桜はとても綺麗で華やかでそして儚い。
私の故郷(岩手県)では震災から5年経ち、桜を楽しむ余裕が少しだけ出て来たそうですが、復興にはまだまだほど遠いです。
そんな故郷を思い、桜を通して祈らずにはいられない。
そのような気持ちを絵にしてみました。
ご覧の通り写実性よりも絵で私の世界観を表現した作品です。
これは日美絵画展よりも二科展の方が良かったかもと・・・
少し心配していましたが賞をいただけて良かったです。

最初はF20で縦置きのこの画像の構図でした。
しかし、どうせならもっと桜を描いて、少女と桜を同じ対比にしようと思いまいした。
結果、F30号サイズでもっと桜を描き込んで今回の作品になりました。

桜は描くのがとても大変でした(;・∀・)
今回、一番の問題点は紙でした。
水彩紙では凸凹で目が粗くてまともに描けませんでした(*_*;
画用紙の大きいサイズでは弱すぎて消しゴムを掛けるだけで紙が毛羽立って・・・時には穴が開く事も(゚Д゚;)
未だに紙では悩んでいます;つД`)